コラム
UFB DUALと他のウルトラファインバブル製品の違い
このサイトを見ている方の中には、ウルトラファインバブルのシャワーヘッドを使った事がある方も多いのではないでしょうか?
最近では、ビジネスホテルやスーパー銭湯にも専用のシャワーヘッドが導入されている事が多くなりましたし、
雑誌やテレビでも特集されているのを度々目にします。
家庭で使用するものとしては、シャワーヘッドや、キッチンの蛇口に取り付けて洗い物を効率よく洗うことができるようになるノズル、
洗濯機との組み合わせでしつこい汚れや嫌なニオイを落とす、などがあります。
このように、ウルトラファインバブル関連の製品が増えてきましたが、いったい他の製品とUFB DUALは何が違うのか?を解説していきますね。
ウルトラファインバブルとは
サイズが直径1マイクロメートル(1,000分の1mm)未満の目に見えない極小の泡をウルトラファインバブルと呼びます。
近年この極小サイズの気泡がもたらすさまざまな効果に注目が集まっています。
この極小の泡であるウルトラファインバブルの特徴をご紹介いたします!
ウルトラファインバブルの特徴①目で見ることができない泡
ウルトラファインバブルは、ISOの定義ではナノサイズの気泡を指します。(=直径が1ナノメートル未満の泡)
※同サイズの比較対象物としては、ウイルスやタバコの煙などがあげられます(小さい!!)
当然、目には見えませんし、マイクロバブルと違って白濁することもありません。パッと見はただの水です。
この目には見えないウルトラファインバブルだからこそ、毛穴など細かいところにまで入り込む事ができるのです。
ウルトラファインバブルの特徴②浮かない泡
泡がここまで小さくなると普通の泡とは違ってほとんど浮きません。
ウルトラファインバブルは浮上スピードが極端に遅く、長い間液体の中に(ブラウン運動で)存在し続けることがわかっています。
ウルトラファインバブルの特徴③マイナスに帯電している泡
ウルトラファインバブル水は洗浄効果が高い!とよく言われていますが、その一因に泡自体がマイナスに帯電している事が挙げられます。
例えば、キッチンの排水溝では、泡がマイナスに帯電している事でヌメヌメ汚れの原因のバイオフィルムなど
プラスに帯電している汚れを吸着して、洗い流します。
さらに、排水溝の配管自体もプラス帯電なので、配管の壁面にウルトラファインバブルが吸着して汚れの再付着をガードしてくれます。
UFB DUALとは
株式会社ウォーターデザインではこの極小の気泡がもつ高い洗浄能力の活用シーンを一般の家庭や店舗に設定し、
みなさまにその効果を体感いただけるUFB DUALを開発しました。
水道はメーターを通った後、家庭内に引き込まれ水が必要な箇所(トイレやお風呂、キッチンなど)へ分岐します。
UFB DUALは、これらの分岐の前(元栓)に設置することで、水もお湯もすべてをウルトラファインバブル水化することが可能になります。
ウルトラファインバブル水を作りだすさまざまな商品がある中でUFB DUALはどのような特徴を持っているのか、について説明します。
UFB DUALの特長①水道管に直結できる
UFB DUALもウルトラファインバブルを生み出すノズルですが、取付けられる箇所が違います。
取付け場所は「水道の元栓」です。
これにより、
- キッチン
- お風呂
- トイレ
- 洗面所
- 洗濯機
など水道水を使うすべての場所でウルトラファインバブル水を利用することができるようになります。
簡単な工事で、家中全ての水がウルトラファインバブル水にできるのです。
では、なぜUFB DUALは元栓につけられるのでしょうか?
それは、UFB DUALはウルトラファインバブル生成ノズルの中でも水道機器の認証を取得している製品だからです。
水道機器認証を取得するためには厳しい製品テストをクリアしなければなりません。
例えばノズルを通った後で水圧が落ち、水流が減ってしまうようでは水道の元栓に直接付けることは認められません。
また、水質が変わってしまってもいけません。泡を作るために外気を取り入れるなどの機構も認められません。
清潔な水道水をそのままの品質で水圧や水量を減らさずに家庭内に届けられる、そういった器具でなければ水道機器の認証は取得できないのです。
UFB DUALの特長②外気を取り入れない構造
①でも書きましたが、水道機器認証を取得するには、外気が入るような穴などがあってはいけません。
泡を水の中に生み出すのだから、普通だと外から空気を持ってくるものだと思いがちですが、
UFB DUALは密閉された水道管の中だけでウルトラファインバブルを生成します。
ノズルの中は、入り口からだんだんと狭くなってそして出口に向かって広がる、という形になっています。
この形状によってキャビテーションといわれる液体の中の圧力差によって起こる現象(キャビテーション)を利用し、
もともと水に含まれている空気から小さな気泡を発生させ、それをどんどん小さくしていきます。
外気を取り入れないため、ゴミやホコリ、ばい菌などが入りこむ心配が無いのでとても清潔なことが大きな特徴です。
UFB DUALの特長③水量・水圧が落ちない特殊な構造
②で説明しましたが、キャビテーションを起こすためにノズルは「広い⇒狭い⇒広い」という砂時計のような形になっています。
そのため、この方式でウルトラファインバブルを生成するには「水量が減る」「水圧が落ちる」という宿命的なデメリットがありました。
しかし、UFB DUALはこの課題を特許技術のDUAL構造という特殊な形状にすることで克服しています。
この商品名の由来にもなっているDUAL構造のおかげでキャビテーションなのに水量が減らず水圧が落ちない、という特徴を獲得しました。
UFB DUALと他のウルトラファインバブルの違いまとめ
UFB DAULは【外気を取り入れない構造】と【水量・水圧が落ちない特殊な構造】によって水道機器認証を取得しました。
その結果、その他の蛇口などに接続するシャワーヘッドや洗濯機などの製品とは違い、
水道の元栓に設置する事ができ、家中どこでもウルトラファインバブル水が使える製品なのです!