コラム
ウルトラファインバブルの持続時間とは?ファインバブルの種類別も合わせて解説
泡(バブル)といえば「バブル経済」や「シャボン玉の歌」などの例えのようにパッと弾けて消えてしまうはかないものというイメージが一般的ですので、UFB DUALに関するご質問でも
「水道管でウルトラファインバブルを発生させても効果がでるの?」
とのお声をよくいただきます。
そこで今回は、なぜUFB DUALは水道管に取り付けても効果がでるのか解説していきます。
ウルトラファインバブルとは?
サイズが直径1マイクロメートル(1,000分の1mm)未満の目に見えない極小の泡をウルトラファインバブルと呼びます。
このウルトラファインバブルには
- 洗浄効果
- 保温効果
- 保湿効果
が確認されており、そのウルトラファインバブルを生成するノズルがUFB DAULです。
水道はメーターを通った後、家庭内に引き込まれ水が必要な箇所(トイレやお風呂、キッチンなど)へ分岐します。
UFB DUALは、これらの分岐の前(元栓)に設置することで、
水もお湯もすべてをウルトラファインバブル水化することが可能になります。
バブルの種類とは?
バブルは大きさによって呼び方が変わり、また大きさによって性質も変わります。
種類①ミリバブル
皆さんがよく目にするバブルは炭酸水やビールのバブルだと思いますが、
これらはミリバブルと分類されます。
もちろんミリバブルは目視できますし、
ご存知の通り水面への上昇速度が早く数秒で消えてなくなってしまいます。
種類②マイクロバブル
スーパー銭湯などで白濁したお風呂を見たことはありませんか?
実はこれ、マイクロバブルがお湯を白く見せているんです。
こちらもミリバブルと同様に目視ができ、ゆっくりとバブルが上昇しますが水中で気泡が溶解して数分で消えてしまいます。
種類③ウルトラファインバブル
「ultra:超」「fine:小さな」「bubble:泡」でウルトラファインバブルです。
マイクロバブルより約100分の1ほどの大きさで、ここまでくると目視できないほどの極小サイズになります。
どれくらい小さいかと言うとウイルスや細菌と同じくらい。そりゃ見えない!
これくらい小さくなってしまうと、浮力が働かず、
ブラウン運動と呼ばれる微細振動をしながら水中に漂い続けます。
「ファインバブル」についても少し補足
国際標準化機構(ISO)の定義によると、
直径100㎛未満で1㎛(0.001㎜)以上の泡を「マイクロバブル」と呼び、
それより小さな直径1㎛未満の泡を「ウルトラファインバブル」と呼びます。
ファインバブルは、マイクロバブルとウルトラファインバブルを2つ合わせた総称です。
なお、ウルトラファインバブルについては過去にはナノバブルと呼ぶこともありましたが、
ISOの定義によってウルトラファインバブルに統一されました。
ウルトラファインバブルの持続時間は?
マイクロバブルは、気泡が10cm上昇するのに約7分かかると言われているのに対し、
ウルトラファインバブルは条件にもよりますが同じ10cm上昇するのに数か月から1年もかかるっと言われ長時間液中に存在することが知られています。
まとめ
ウルトラファインバブルの製品と言えばシャワーヘッドや洗濯機が有名なので、
水を使用する直前でウルトラファインバブルが生成されなければならないとイメージされる方もいらっしゃいますが、そんなことはないのです!
このようにウルトラファインバブルは微細すぎて「見えない」「浮かない」といった特徴があり、
この特徴のおかげでUFB DUALは水道管に取り付けても家中どこでもウルトラファインバブルの効果が発揮されます。
コラム『ウルトラファインバブルの配管洗浄効果を徹底検証』では、
実際に住宅の水道管にUFB DUALを取り付けて排水管がウルトラファインバブルによって洗浄されていく過程をご紹介していますので、是非ご一読ください!
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